外壁調査
建築物の外壁は紫外線、雨、風の影響で年数と共に劣化していきます。その度合いが現状どの程度であるかを定期的に調べる調査が、外壁調査です。
定期的に外壁を調査する事により、外壁の崩落で起きる人身事故、物損事故や損害賠償問題などを未然に防ぎ、オーナー様が安心出来る建物環境を維持することが出来ます。
2008年の建築基準法の改正により、オーナー様には外壁調査の定期報告制度が義務づけられました。
所有されている建物の状態がどうなっているのかを把握するうえでも、この機会に専門業者の外壁調査をご検討ください。
当社では外壁調査の他、調査図作成、定期報告書作成、劣悪部、不良部などがあった部分の補修工事も承ります。
またタイル専門工事業者として、タイル張りの外壁の特注色合わせタイルの製作等も承ります。
建築基準法(建築基準法第12条)の改正によりオーナー様には定期報告制度が義務づけられています。 法令義務違反の場合、または虚偽の申告した場合は罰金も発生致します。 |
調査方法
セラホックでは、建物の立地や周辺環境に合わせて、3つの調査方法から1つまたは複数の調査を実施することで、適切かつスムーズな外壁調査をおこなっています。
01.外壁ロープアクセス打診調査
ロープを使用して外壁の調査または補修を行います。
作業員が直接外壁を調査するため、タイル剥離・クラックやコーキングの劣化などを見つけ出し補修いたします。
建物に足場を組んだり、高所作業車を使用しない為、短い工期で調査・補修が行なえ、コストが少なく抑えられます。
02.外壁赤外線サーモグラフィ調査
赤外線カメラを使用して外壁の調査を行ないます。
サーモグラフィ画像で分かる温度差から健全部分と不健全部分を可視化することで、劣悪部、不良部を発見します。
天候や周辺環境に左右されるため、天候・外気温・外壁の東西南北の方向を確認して数日間かけてしっかり調査します。
03.外壁ドローン調査
ドローンを使用して外壁を撮影することで調査を行ないます。
ドローンに搭載した赤外線サーモグラフィカメラを使い、劣悪部・不良部を発見します。近年カメラの性能も向上していますので、正確な状況を把握することができます。
天候に左右されてしまうこと、また飛ばせる場所等の制限(国土交通省の許可が必要)があるなどの制限がありますが、スムーズな調査が可能です。
調査・補修の流れ
- 1.まずはお問い合わせください。
- 外壁調査をご希望の場合は、セラホックまでまずはご連絡ください。
電話またはホームページからのご連絡いただけます。
- 2.事前調査の実施
- 当社スタッフと協力業者が現地を訪問し、調査を行う建物を目視および双眼鏡にて簡易調査を行ないます。
※旭川及びその近郊、札幌及びその近郊以外は別途出張費用がかかります。
費用または範囲など、詳しくはお問い合わせください。
- 3.お見積もりの作成
- 事前調査の結果から、作業費用のお見積りを作成し、提出いたします。
目視・双眼鏡での簡易調査のお見積りは無料で作成いたします。
※ロープアクセス作業には、別途調査費用が発生致しますのでご了承ください。
※また外壁補修・設備補修・清掃の際は、別途お見積もりを行います。
- 4.本調査
- 現地にスタッフが入り、ご相談した調査方法にて建物調査を実施いたします。
- 5.補修の実施
- 建物調査にて外壁・外壁設備などに劣悪部や不良部が発見された場合は、事前に補修についての打ち合わせを行ないます。補修の許可がおりましたら、該当箇所の補修を実施いたします
- 6.調査報告書の作成
- 調査内容を明記しました図面及び状況を報告書として作成し、提出いたします。
定期報告書の場合は、特定行政庁仕様で報告書を作成し、提出いたします。
外壁を補修した場合は、補修した部分に関する補修報告書を作成し、提出いたします。
※赤外線サーモグラフィー調査を行った場合は、その解析書も報告書に含んでご報告いたします。
- 7.お支払い
- 全ての作業が完了しましたら、お見積りいたしました金額を当社指定口座にご入金をお願いいたします。
※お振込先に関しては、個別にご案内いたします。